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【ML】手縫刺繍x裂き手織りx信長マントMIXCAP 02

19,800円

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刺繍作家 木村恒順 x W@nderFabric® Size:MLサイズ一点もの 年内発送可 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 木村恒順さん手縫刺繍xW@nderFabric工房内手織りx信長マントMIX 『4回目のコラボレーションです。常に進化している企画ですが、 こうじゅんくんが常に新しい事にチャレンジしている様子をみて 今回はワンダーファブリックも新しい事に挑戦したいと考えました。 着物を細かく切る裂く等を行い手織りるという着物”裂き手織り”です。 CAP制作では使えない襟の部分を主に使用しています。 約3.4か月前から構想し、2ヶ月間で裂き手織りを納得いくまでになり、 今回MIXCAPとして工房内裂き手織りがデビューしました。』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 木村恒順さんによる手縫刺繍生地 直線で構成されたデザインは、それぞれのラインを変形して表現されています。 統一感がありながらも並びの法則がありそうで無いことで、デザインとしての広がりを感じます。 さらにその配色のバランスが抜群で、カラフルなのに、どこか安心さえ感じるようなとても不思議な印象です。 世界の様々な先住民族の装飾を思いださせるような色並びがとても魅力的です。 刺繍の技術も美しく、にごりの無い綺麗な心で、時間をかけ、ひと針ひと針縫っている事を感じました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Size:MLサイズ:57cm~60cm 左パネル:手縫い刺繍COTTON フロント:着物裂き手織り(SILK・COTTON・Rayon) ツバ・右後ろパネル:信長マントSILK W@Fロゴ刺繍右パネル黒 MADE BY W@NDERFABRIC  HANDMADE @JAPAN ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【恒順さんのご紹介・文 / 母・木村章子 2022年5月】 木村恒順  1992年8月7日生まれ。今年で30歳。 地域の保育園、小学校(通常級)に小学校4年生まで通い、 その後、小学校・中学校の支援学級を経て高校生活を特別支援学校で過ごしました。 高校卒業後、福祉作業所に通い始め12年。 ダウン症の人は人懐っこいといわれますが、恒順は超人見知り。 良く知らない人は、気難しいと思われますが、 母から見れば、周りをよく見ていますし、自分のやることもよくわかっているし、いろんなことをよく覚えていたり、我慢強いです。 小学校4年生の時にいじめに合い不登校の時期に始めた水泳は20年。 空手は15年以上。ダンスも20年。母と仲間と始めたハンドベルの演奏10年続けています。 てにをは(助詞)の使い方は、どういうわけかうまく使えませんが、おやじギャグをとばします。 注意されるのは苦手。つい心の声が「うるせー」などの言葉になって出てしまう事もあり、母はハラハラしています。 お金・数や左右の理解が難しかったり、一人での外出は決まったところのみ可能等、 日常生活を一人で生き抜くには、力不足なところがたくさんあります。 でも、刺繍に関しては、本人だけの力で仕上げています。 刺繍の最初の経験は、 学生時代の授業での取り組みです。 授業の課題なので1作品作って終わりでした。 それから数年後、福祉作業所の作業の一つで刺繍を始めました。 自宅では自分の作品作りを行っています。 平日は帰宅後、夜中の12時くらいまで、時には深夜の2時過ぎまで刺繍することもあります。 土日は、自分で時間を見つけては刺繍をしています。 生地と糸を買いに行くのは、親子で行きます。 それ以降は、本人が、好きなように、すべて一人で作成しています。 大きめの布で1週間ほどはかかっているかと思います。 当初の刺繍柄はとてもシンプルでしたが、見る人たちが皆さん褒めてくださいました。 ほめていただいて、自信につながったのだと思いますし、人の期待に応えたいと思っているのだと思います。 どんどん、刺繍生地の目も細かくなり、デザインも複雑になってきました。 「どうやってデザイン決めるの?」と聞くと、「頭で考える」と答えます。 「どうやって色を決めるの?」と聞くと、「頭で考える」と答えます。 今は、刺繍を「ビジネス」と言い、日々刺繍することを継続して2年近く。 飽きることもなく、続けていられるのは、もしかしたら、職人肌の人なのかもしれません。 また刺繍はやらされているのではなく、自分の意志でやっているからかもしれません。 後、“人から認められること”に大きな喜びを感じているのは、刺繍を継続している理由の一つだと思います。 恒順の作品を“刺繍生地”そのものとして評価していただけたことに、感謝をしています。 恒順の刺繍がCAPという形で新たな作品となり、日本の人や海外の人にも知って頂き、羽ばたいていくことがとても楽しみです。 そして、障がい者に対する意識の向上につながるかとを願っております。 母・木村章子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【恒順さんのご紹介・文 / 母・木村章子 2023年12月】 木村恒順 1992年8月7日生まれ。今年31歳。 ダンス歴27年。空手歴18年。ハンドベル歴11年。 「継続は力なり」を実践中。 と同時に、 ヨガ歴1年、ランニング歴4か月。 と新しい事にも挑戦。 最近「髪の毛を茶色くする」と言い出し、茶髪になった。 どうして茶髪にしたいのか尋ねると、 「茶髪にして自分を変えたい」と。 (茶髪にしたって人生は変わらない・・・By 母) 実は、昨年、社会人(?)12年目にして、 通っていた作業所を辞めました。 ある日、「もう、やめます」と宣言し、 それ以降、在宅となりました。 少ない表現力の中から、恒順が絞り出した言葉。 その時から“楽しい在宅”を目指し、方向大変換。 でも、 在宅歴1年を過ぎ、 だんだんと 刺繍をする意味が薄れている様子が 見え隠れし始めました。 何とか恒順のモチベーションを保ちたいと強く願い(母)、 2023年11月に作品展をさせていただきました。 作品展… 大丈夫だろうか・・・大きな不安がありました。 ちゃんとした展示が出来るのか、人は来てくれるのか・・・ ダメもと!!の思いでの作品展。 蓋を開けると、たくさんの方が足をお運びくださいました。 恒順に暖かい応援の言葉をかけてくださいました。 恒順の作品に興味を持って下さいました。 刺繍を通して人とのつながりが広がりました。 作品展の経験を通して、今、 刺繍をする意味を取り戻すことが出来たように感じています。 作品展に踏み出せた大きな存在は、 W@NDERFABIRICの今井氏。 ご自身のブランドで、恒順の刺繍をCAPにして下さいました。 プロのお墨付きは大きな支えです! そして、今回も 「作品展、良いじゃないですか!!」と 背中を押してくださったのも今井氏。感謝です。 これから… 今回、恒順の作品をあれこれ見ていて、 作品に同じものは二つとない事を再確認。 そして、“その時の気持ちが作品に表れている” という事も大いに感じました。 生み出した一つ一つの作品が、誰かの元に嫁ぎ、 安心や優しさ、明日へのパワーをお渡しできる作品であるために、 作り手の恒順がHappyでいられますように。 恒順の夢“世界中のディズニーランドをめぐる”が かなえられますように。 母の野望“作品を持って全国、いや全世界をめぐる”日が 来ますように。 まずは、第二回作品展が出来るように。 日々、一針一針、積み重ねていきたいと思っています。 母・木村章子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【恒順さんのご紹介・文 / 母・木村章子 2024年12月】 生地と糸を買いに行くのは、親子で行きます。 糸の色選び、図案、針に糸を通すところから仕上げまで、本人ひとりで行なっています。 どうやって決めるの?と聞くと「頭で考える」。何がテーマ?と聞くと「分らん」と答えます。 でも、出来上がった作品を見ると、糸の色は布からイメージしたものであることや、制作時の本人の思いが現れてい ることが良く伝わってきます。 表現するための語録が少なく言葉で表現出来ない思いを刺繍で発信しているように思われます。当初の刺繍柄はとて もシンプルでしたが、見る人たちが皆さん褒めてくださいました。 ほめていただいて、自信につながったのだと思います。そして、期待に応えたいと思っているのだと思います。 経験を積むほどに、どんどん刺繍生地の目も細かくなり、デザインも複雑になってきました。 行き詰まりを感じる時(スランプ?)もあるようですが、刺繍を継続していられるのは、「刺繍」を通して、皆さん に認められる、周りの人が喜んでくれる、見た人が笑顔になってくれる…そんな思いが最大の理由だと思います。 この一年は新しいチャレンジをしてきました。 まずは大きいサイズの生地に変えての作品作り。また、今まで使わなかった生地の色にも挑戦しました。 横幅の長い生地を使用した作品は一段を一本糸で刺繍するため、糸のテンションを保つことや、絡まりが無いように する事など難易度が上がりました。何よりも、一段刺繍する集中力を保つことがチャレンジでした。 製作期間は、小さい生地(これは昨年までの大きい生地サイズ)で2週間程度、大きいサイズの生地で3~4か月程 度かかっています。 生地の色から思いつく糸の色。今までの感覚の範囲を超えた糸選びを経験した作品たちもあります。 今回最大サイズとなった作品は恒順本人が迷うことなく『SPACE』と名前をつけました。 刺繍は縫いだしたら、一切手直し無し。一気に一段刺繍をする。そんなやり方で仕上げた刺繍の一目一目に注目して いただき、一つ一つの作品を感じていただければ嬉しいです。 木村恒順を応援して下さり、心から感謝申し上げます。 母・木村章子

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